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建築の趨性 コンセプトモデル ver1

​光へ、緑へ、音へと伸びていく住空間

 

上下左右に建築の躯体が伸び、空間が広がり、その先にある外界へと繋がっていく住宅の提案です。


十字平面の四枝はそれぞれ、リビング、ベッドルーム、浴室、玄関と機能ごとに住み分けられており、中央部は一段下がってキッチンと一体化したオープンスペースとなっています。中央部は空に伸びる天井から太陽の光が差す生活の中心舞台となり、生活に合わせてフレキシブルに活用されます。


各部屋は外部環境に面して計画され、さらにその奥には自然環境との対話を促す庇下の外部デッキが伸び、諸室と一体的な居場所となっています。縁側空間が室内と室外をゆるく結び、生活者の気分や時々刻々と変化していく太陽、風や音、季節、にあった場所をもた らしてくれます。


高い断熱性能に包まれた現代の住宅は性能を守るために過剰に人々の生活を内に閉じ込め、空調機器によっていつでも変わらない住環境をつくることで快適な生活を生み出していますが、機械的な世界は日本の四季折々の豊かな変化の機微を忘れさせてもいるのではないでしょうか。


住宅性能を担保しながらも、効果的に外界に建築を開き、その先にある庭や遠景をも取り込む事によって、現代的でたわみのない快適性と,、自然の中で感じるゆらぎのある快適性を同居させた居場所を考えます。

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